もう14時か、

【和歌山】テーブルでよみがえる 南方熊楠が守った大クス[10/03/13](12)

1 かじてつ!ρ ★ sage 2010/03/14(日) 00:08:21 ID:???
○テーブルでよみがえる 南方熊楠が守った大クス

南方熊楠顕彰会は、熊楠が神社合祀(ごうし)による伐採から守った引作神社(三重県御浜町)の大クスの
大枝で、テーブルを2台作った。経年の空洞化で折れた大枝の一部が御浜町から寄贈され、活用方法を検討
していた。南方熊楠顕彰館(和歌山県田辺市中屋敷町)に休館日の15日に搬入し、16日から一般公開する。

神社合祀の政策が進められていた1911年6月、牟婁新報新宮支局の記者が大クスの保護を呼び掛ける
記事を掲載。その記事を読んだ熊楠が、国の官僚だった柳田国男と東京朝日新聞の杉村楚人冠に協力を
求めたことで、大クスは守られた。大クスは三重県の天然記念物に指定されている。

2007年9月、根元から4・4メートルの所で5本に分かれた枝のうち、東に張り出した大枝が折れた。経年の
空洞化が原因と考えられる。

昨年12月に大枝を管理、保管していた御浜町から末口部1枚(長径約2メートル、短径約1メートル、厚さ
約1メートル)、元口部2枚(長径約1メートル、短径約80センチ、厚さ約75センチ)が寄贈された。

顕彰会は木の大きさを感じてもらおうと、着色や解体、過度な加工はせずに、素材を生かしたテーブルに
することを決めた。3枚のうち2枚を使ってテーブルにした。

樹皮をむいて磨いた。クスは虫が付きにくいといわれているため、防腐処理はしていない。大きさは変わって
いない。

末口部で作った横長のテーブルは顕彰館1階の休憩コーナーに、元口部で作った円柱型のテーブルは
2階の交流・閲覧室に設置する。

残りの元口部1枚は器具としての利用や展示はせずに、寄贈時の状態で保管し、今後利用方法を検討する。

中瀬喜陽館長は「熊楠は古木から来歴や昔の話を聞けると考えていた。多くの人にこのテーブルに触れて
もらい、歴史や木の言葉を感じ取ってもらえれば。寄贈してくれた御浜町にあらためて感謝したい」と話している。

神社合祀 明治初めと末ごろに、政府が進めた神社の整理合併策。特に明治末ごろ、一町村一社を標準として
多くの神社が整理統合され、森が伐採された。田辺市中辺路町の野中の一方杉や引作神社の大クスは熊楠の
合祀反対運動で守られた。

☆写真:クスの大枝で作ったテーブル
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/1861201.jpg

□ソース:紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186120
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