もう16時か、

【どうぶつ/山口】全国初マレーグマ繁殖に成功、徳山動物園、(4)

1 ◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★ 2010/03/14(日) 23:33:38 ID:???
徳山動物園のマレーグマ「ツヨシ」。頭を抱える「悩みのポーズ」が一躍有名になり、休日に
なると、オリの前は来園者でいっぱいになる。実は、同園は、マレーグマの自然繁殖に全国で
初めて成功した施設でもあった。

1975年8月19日朝。飼育員の伊藤勝馬さん(70)が出勤すると、マレーグマの飼育舎内で
「ギャー、ギャー」と鳴く声が聞こえた。そこには、わずか10センチほどの赤ちゃん。ただ、繁殖成功と
認定されるためには、半年以上生存することが条件。この母グマはこれまでも出産の経験はあったが、
子グマを死なせてしまっていた。

マレーグマやホッキョクグマは、妊娠中のストレスから、出産後、子どもの首をかんだりして死なせる
ケースがある。「これまでと同じ方法では失敗する」。クマ類の担当だった伊藤さんは、出産前から
手を打った。

マレーグマの妊娠がわかったこの年の3月頃、考えを巡らすうち、コンクリート張りの獣舎の寝室が目に
止まった。「硬くて冷たい床、これがストレスの原因かもしれない」。伊藤さんは、自然の中ではチン
パンジーやオランウータンなどが落ち葉や枯れ草を敷いて自分のねぐらを作っていることを思いつき、
寝室にワラを敷きつめてみた。

臨月が近づき、おなかが大きくなった母グマは周りにワラをかき集め、寝床を作り、横になることが
多くなった。これまでの出産では、苦しそうに動き回ることもあったが、今回はじっと落ち着いている
ようにも見えた。

出産後、子グマは母グマの胸に抱かれたり、時にはじゃれ合ったりと、すくすくと成長。数か月後、
「国内で初めて生まれたマレーグマ」として一般公開され、よちよち歩きの愛らしいしぐさで人気になった。

同園では計3頭のマレーグマを繁殖させた。それ以外にも、開園以来、自然・人工繁殖で10例の
「全国初」の実績がある。「普段からよく動物を観察し、難しい繁殖を成功に導く努力が飼育員に
必要」と伊藤さんは説く。

ツヨシの前妻のレーコ(2006年死去)も同園の自然繁殖で生まれた。体が大きいレーコから餌を
奪われそうになるとツヨシが頭を抱えるようになった「悩みのポーズ」。そのポーズのルーツをたどると、
同園の繁殖への挑戦の歴史を垣間見ることが出来る。

◎画像:レーコ(奥)に餌をとられ、悩みのポーズを見せるマレーグマのツヨシ
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100313-084224-1-N.jpg

◎ソース:YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20100313-OYT8T00833.htm
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