もう19時か、

【東京】「いつか息子と一緒にパンを焼きたい」 廃業寸前も障害者施設の支援受け店主の夢復活(11)

1 夏まっさかりφφφ ★ sage 2010/03/18(木) 14:41:17 ID:???

◇パン屋再生「いつか息子と」 廃業寸前…店主の夢復活

「いつか一緒にパンを焼きたい」と、ダウン症の息子を抱える父親が脱サラして
開店したものの、廃業の危機に追い込まれていた江東区のパン屋が、
社会参加を目指す障害者の仕事場として、再出発することになった。
父親の夢を知った障害者施設の代表が手を差し伸べ、4月から
店の運営を引き継ぐ。父親を施設の職員として採用し、
障害者にパン作りなどを指導するという。(北浦義弘)

このパン屋は、同区の「ブレドール・一心堂」(亀戸3)。ハチミツを混ぜた
高級感のある食パンや、干しブドウたっぷりのブドウパン、金時豆を使った
豆パンなど、30〜40種の焼き立てのパンを提供し、地元ではちょっとした人気だ。

店主の工藤隆さんは、もともと会社員だったが、1988年に生まれた
長男の紀之さんがダウン症と診断されると一念発起。37歳で転職し、
大手パンメーカーでパン職人として修業を始めた。「息子の将来に
不安を感じていた。パン屋で独立すれば、将来、息子と一緒に働ける」。
そんな思いからだった。

ようやく、店を構えることができたのが2000年。順調だった経営は、
大型店の進出やコンビニの増加で商店街の人通りが減ってきた
数年前から徐々に苦しくなり、折からの不況も重なって業績悪化に
拍車が掛かった。

今年1月、区内の障害者通所施設「さくら」(塩浜)の所長、
夏梅(なつうめ)照子さんから、「障害者が作るパンの商品開発に
力を貸してほしい」と頼まれた時、工藤さんは「廃業を考えている」
と打ち明けた。工藤さんの息子への思いを知った夏梅さんは、
店を施設の分室として継続させることを提案。工藤さんも快諾した。

テナント料や障害者が働きやすい店内への改装費などは、
心身障害者の職業訓練を援助する区の補助金制度も活用。
4月1日から改装オープンする店内では、30〜70歳代の
障害者8人が、商品の袋詰めや接客を担当し、工藤さん夫婦も、
施設の職員としてパン作りと指導役を務める。

店名は、工藤さんの夢とともに引き継がれ、製造したパンは、
区役所内の売店「るーくる」でも販売される。夏梅さんは
「障害者の手で、皆さんに喜んでいただけるおいしいパンを作り、
社会に貢献したい」と話している。

紀之さんは現在、別の施設で豆腐作りに取り組んでいる。
閉店後に再就職先を探すつもりでいた工藤さんは、
「一度は挫折した夢が復活した。息子と一緒にパン作りが
できるかもしれない」と喜び、「障害者の方が笑って
働ける場にしたい」と張り切っている。

ソース(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20100318-OYT8T00113.htm

▽障害者通所施設さくらの分室として再出発する「ブレドール・一心堂」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100318-167134-1-L.jpg
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