
【映画】第65回ヴェネチア国際映画祭の折り返し地点・6日目 デイリーペーパー評価では「崖の上のポニョ」がトップ(29)
- 1 あやめφ ★ 2008/09/02(火) 13:23:03 ID:???
- 第65回ヴェネチア国際映画祭が、折り返し地点となる6日目を迎えた。コンペ作品21本のうち、
9本が公式上映を終えたが、映画祭デイリーペーパー「CIAK」の“星取り表”では、現在宮崎駿監督
『崖の上のポニョ』がトップ、北野武監督『アキレスと亀』は3位につけている。
「CIAK」の批評ランキングは、「IL GAZZETTINO」や「LA REPUBBLICA」といったイタリアを代表する
メディアの批評家たち10人と、一般から選ばれた10人の観客たちが、コンペ作品の評価に応じて
星をつけていくもの。6作品の上映を終えた5日目までは『アキレスと亀』がトップを走っていたが、
6日目の8月31日(日)、批評家1人と一般6人のつけた五つ星により、『崖の上のポニョ』がトップに
躍り出た。
現地点で他の有力作は、同じく31日に上映されたプピ・アヴァティ監督によるイタリア映画
“Il papa di Givanna”。1938年のボローニャを舞台に、不安定な精神状態から親友を殺してしまう
ジョヴァンナと、無償の愛で絆を深めていく父、そんな父娘の間に入り込めない母が織りなす
家族関係を描くドラマ映画だ。地元イタリアの作品とあり注目度は抜群だが、金獅子賞の行方を
占ううえでは、落とし穴もある。
批評家や観客たちの星付けとは異なり、実際の金獅子賞の行方には、その年のコンペ部門審査員の
カラーが強く反映される。今年の審査委員長ヴィム・ヴェンダースはカンヌ映画祭で審査委員長を
つとめた際に、スティーヴン・ソダーバーグの実験的映画『セックスと嘘とビデオテープ』に
パルムドールをおくった人物。感傷や愛を描いた『ニュー・シネマ・パラダイス』系ドラマを避け、
新進気鋭のリアリティに目を注ぐ傾向にある。
また、日本映画に関しては、ヴェンダースが親日家であるがゆえに評価が厳しくなるという見方もある。
ある映画ジャーナリストは、「ヴェンダースは、たけし、宮崎、押井(守)の過去の作品をほとんど
見ているはず。だからこそ、今回出品されている作品単体の評価ではなく、過去の作品との比較で
評価するだろう。同じくジョニー・トーも日本映画に精通しているからこそ、厳しい評価を下す可能性も」
と分析する。
批評家、観客たちに愛される『崖の上のポニョ』と『アキレスと亀』だが、金獅子の行方を占うカギは、
それぞれの作品が、『HANA-BI』(北野)と『風の谷のナウシカ』(宮崎)を超えられるかにかかって
いるのかもしれない。
日本映画としては3本目のコンペ作品となる『スカイ・クロラ The Sky Crawler』は、3日(水)に
お披露目される。
ヴェネチア国際映画祭は、6日(土)まで開催される。
バラエティ・ジャパン
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000c7bbh.html
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