もう12時か、

【ネット】「インタフェースとしての初音ミク」と、ニコ動“祭り”の進化論(24)

1 恋しちゃってるBOYφ ★ sage 2010/03/12(金) 04:47:53 ID:???
2007年8月31日の「初音ミク」発売から2年半あまり。ミクの“N次創作”は脈々と続いている。
創作のサイクルを支えるのは、発表の場としての「ニコニコ動画」の人気や、「ピアプロ」など
共有を前提としたコンテンツプラットフォーム、日本独特のIT・オタク文化だ。

3月10日、東京大学で開かれた情報処理学会に、ミクやニコ動のキーパーソンが集まり、
人気の背景や、N次創作に関わる著作権問題への取り組み、世界展開の可能性などに
ついて語った。

初音ミクはキャラクターでありながら、創作者誰もが使える「インタフェース」であり、著作権法
の概念とは矛盾すると、クリプトン・フューチャー・メディア社長の伊藤博之さんは話す。

著作物は、作られたその時から著作権法で保護され、一部を除いては無断で利用できない。
だがそれを、誰もが使える「インタフェース」として提供しようと考えると矛盾が噴出。「どう整合
するかという難問に直面してきた」(伊藤さん)

解決策として編み出したのが、2次創作を前提にしたコンテンツ置き場「ピアプロ」や、一定の
ルールのもと、キャラクターの2次創作を認める「ピアプロ・キャラクター・ライセンス」、有償の
同人活動でもキャラの利用を許諾する「ピアプロリンク」だ。こういったルール整備により、ミク
など同社が管理するキャラについては、2次創作、3次創作……N次創作作品を、著作権法上
問題のない形で発表できるようになっているという。

ミクの創作が盛り上がったのは、ニコ動があってこそだ。ニコ動開発総指揮の戀塚昭彦さんは、
ニコ動と「ニコニコ生放送」など周辺サービスを、「時系列を持つコンテンツにコメントを同期再生
することで、祭りに参加できるWebサービス群」と定義する。

ニコ動の祭りは、当初はコメントで起きていた。いわゆる「弾幕」や、“職人”による「コメントアート」が
その例だ。ユーザー各自はまったく違う時間帯に動画を見、ばらばらにコメントを書いているが、まるで
同じ時間を共有しているかのように見え、盛り上がる。「擬似同期型」のアーキテクチャだと、日本技芸
リサーチャーの濱野智史さんは指摘する(なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「Second Life」は過疎化するのか)。

タグ機能導入に伴い、タグも祭りの場となった。一般的にはタグは、ユーザーが1人で編集し、個数制限
なしで付けられるのものだが、「ニコ動のタグは特異」(濱野さん)。1動画につき10個までという制限が
ある上、動画投稿者以外のユーザーも編集できるため「タグ戦争」と呼ばれる、タグのネタ合戦や淘汰
が起き、ムーブメントの形成や動画のコミュニティー作りに貢献した(「ニコニコ動画≒ゲーム」説 
“ネタ勝負”でレベルを上げろ)。

ミク関連では、「初音ミクが来ない?来た?」が例の1つ。ミクが発売日に届かなかったユーザーがその
思いをうたった曲を投稿したところ、ほかのユーザーが同じタグで、発売日に手に入れたことを伝える楽曲
を投稿。呼応してほかのユーザーも、「届いた」「届かない」という曲を投稿し、まとめ動画ができるなど盛り
上がった。ミク以外でも「ニコニコ技術部」「先生、何やってんすかシリーズ」など多様なタグが、さまざまな
動画をつなげ、ムーブメントを生んだ。

(続きます)

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/11/news078.html
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