もう19時か、

【映画】「大きな物語の喪失」を「知らんがな、そんなの!」で飛び越えろ 「劇場版 交響詩篇エウレカセブン」京田監督インタビュー2(32)

1 あやめφ ★ 2010/03/12(金) 12:51:23 ID:???
劇場版「エウレカセブン」の作中で、「神話」と、その筋書き通りに物事を進めようと
やっきになる人々の姿を描いた京田監督。

今の世の中は、情報が大量に届くために、何が「正しい物語」なのかがわからない、だから
価値観を委ねられるような大きな物語が求められている、それこそが「時代の欲望」なのではないか、
というお話をうかがいました。

―― 監督のご意見では、誰かのコピーであるかどうかを考えるのはやめたほうがいい、
「生きているだけで自分が作ったオリジナルレコードの神話になる」ということでしたが……。
世間の「情報」を追わずに、自分だけの物語を作るというのはリスキーな気もします。
筋書きを追わない、筋書き通りにいかないストレスに、私たちは耐えられるのかどうか。

京田 僕は物語作りを仕事にしているために特にそのように思うのかも知れませんが、人生って、
思い通りになることが重要なんじゃなくて、思い通りにならないことで起こるコンフリクション(衝突)
のほうが面白いと思ってしまうんですよ。それが「人間ドラマ」だと思いますし。

ドラマの中では、いろいろな出会いがあって、別れがあって、その全体が、当人のイニシエーションに
なっている。実際に僕たちが生きているときだって、そうですよね。いろいろな状況下で、
自分が知っている情報を自分なりに解釈して、自分はどういうふうな方向性で生きていくのか
という意思を決めて動いている。そんな個人と個人が出会うことによって、コンフリクトが起こる。

別に僕たちは、「世界の状況がこうだからこうあるべきだ」という形で動いているわけじゃ
ないですよね。

―― そうなのかもしれません。けれど、社会の状況がこうだからこうしなきゃいけない、という
思考に私たちは行きがちですし、これが正解だというものが得られない分、ひたすら情報を
求めて、その結果「何が正しいんだろう」と惑う。

京田 それはそうですし、それを否定するつもりもありません。だいいち他人の情報がまったく
気にならない人なんて、世の中ではごく少数派です。もちろん僕もそうです。

日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100309/213234/
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