
【発生生物学】アフリカツメガエルの網膜組織の再生実験に成功 特定の遺伝子の影響解明/奈良女子大研究グループ(2)
- 1 白夜φ ★ sage 2009/11/26(木) 23:45:28 ID:???
- 網膜再生研究に期待 奈良女子大研究グループが遺伝子の影響解明
2009.11.25 07:52
奈良女子大学理学部の荒木正介教授(発生生物学)の研究グループが、
カエルの一種であるアフリカツメガエルの網膜組織の再生について、
特定の遺伝子の状態が影響していることを突き止めた。
この遺伝子はヒトの網膜組織をつくる際にも重要な役割を果たしており、
荒木教授は「再生メカニズムが解明されれば、
将来的にヒトの網膜再生に応用できる期待もかけられる」と話している。
荒木教授は以前、イモリの網膜再生メカニズムをアフリカツメガエルに応用。
特殊なタンパク質「FGF2」が関与することで、網膜の外側にある色素上皮細胞が
網膜の神経細胞として再生し、細胞分化して増殖する仕組みを解明していた。
今回、研究グループは、その成果も踏まえてさらに再生メカニズムを研究。
人工培養下で世界で初めて、アフリカツメガエルの網膜再生実験に成功した。
この実験の過程で、網膜組織の再生に重要な働きを果たす遺伝子「PAX6」の状態を検証。
色素上皮細胞をアフリカツメガエルから取り出して特殊なゲルで覆い、FGF2を投与したところ、
初期の段階ではPAX6の値が上昇し再生が可能となったが、一定時間が過ぎるとPAX6の値は
減少に転じ、再生は行えなくなったという。
FGF2が網膜再生にかかわる遺伝子に働きかけるというこれまでの研究成果に加え、
新たにPAX6の状態が再生の成否に重要な影響を及ぼしていることが判明した。
PAX6は、ヒトなどでも網膜組織をつくる上で重要な役割を果たすことが分かっている。
荒木教授は「カエル以外に、ほ乳類などでもPAX6の出現やFGF2との関与が詳しく
分かれば、ヒトの網膜の再生医療にも応用できる可能性が出てくる」としている。
▽記事引用元
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091125/trd0911250753001-n1.htm
産経ニュース(http://sankei.jp.msn.com/top.htm)
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