
【古生物】証拠の貝化石「スケンクセンニンガイ」発見 1600万年前の紀伊半島にマングローブの湿地が存在(31)
- 1 白夜φ ★ sage 2010/02/07(日) 00:24:49 ID:???
- ◇白浜で証拠の貝化石 マングローブ湿地
県立自然博物館(和歌山県海南市船尾)は2日、約1600万年前、紀伊半島にマングローブの
湿地が存在していたことを裏付ける巻き貝「スケンクセンニンガイ」(フトヘナタリ科)の化石を
白浜町中で発見したと発表した。この化石は、6日〜4月23日、現存するセンニンガイの貝殻や
説明パネルなどとともに同館で展示する。
センニンガイの仲間は、フィリピンや東南アジアなどのマングローブの湿地に生息しており、
沖縄県でも古い貝殻が見つかることがある。この化石が見つかった地層ができた当時、
現地がとても温暖で、マングローブの湿地があったことを示す重要な証拠として考えられている。
今回見つかったスケンクセンニンガイは高さ約7センチ、最大幅4・2センチ。
マングローブの湿地は現在、日本では鹿児島県以南にしか存在しないが、約1600万年前には、
日本の至る所にあったと考えられている。しかし、その証拠となるマングローブの植物の花粉や
マングローブ湿地特有の貝類化石の発見は、日本海側に集中しており、太平洋側ではほとんどなく、
紀伊半島ではまったく出ていなかった。
白浜町中の海岸ではこれまでに、1600万年前にマングローブの湿地にも生息していたと
考えられている絶滅種の巻き貝「ビカリア」の化石が見つかっている。
しかし、マングローブ湿地以外にも生息していたことから決め手とはならず、
同館の小原正顕学芸員が追加調査していた。2007年4月にこの化石を見つけ、
研究の結果、スケンクセンニンガイであることが分かった。
小原学芸員は「約1600万年前の日本列島におけるマングローブ湿地の分布を考える上で
大変重要な発見」と話している。この研究結果は今年1月に滋賀県草津市であった
日本古生物学会で発表した。
【白浜町で見つかったスケンクセンニンガイの化石】
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/1837261.jpg
▽記事引用元
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=183726
AGARA紀伊民報(http://www.agara.co.jp/)
▽関連リンク
和歌山県立自然博物館:http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/
紀伊半島にはマングローブがあった!「スケンクセンニンガイの化石」
http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/senningaitop.html
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