もう2時か、

【医学】DNAの特殊変化でがん細胞を特定、米大研究(8)

1 猫まっしぐらφ ★ 2010/02/20(土) 01:43:18 ID:???
DNAに起きる特殊な変化を通じてがん性細胞を特定する手法を、米ジョンズホプキンス大学
の研究チームが発見し、米国科学振興協会(AAAS)の年次総会で18日、発表した。この手法
では、極めて小さながん性細胞まで検知することが可能で、新たながん治療につながることが
期待される。

同大の研究チームによると、最新のDNA塩基配列決定法を用いることによって、健康な細胞
ではなく、腫瘍だけに起きる急激なゲノム再構成を特定できたという。がん性細胞で起きる
DNA再構成は腫瘍やがん患者特有のものだという。

研究チームの一員で同大で腫瘍学を研究するVictor Velculescu准教授は、Personalized
Analysis of Rearranged Ends(PARE)と呼ばれるこの新手法は、がん細胞の特定を容易
にする「劇的」な発見だと述べ、「ゲノムを複数の章で構成される本に例えると、再構成は
2つの章を入れ替えるようなもので、順番はめちゃくちゃとなる」と説明した。対照的に、
単一塩基の突然変異は、1章に含まれる1文字の誤植のようなものだという。
 
これまでのところ、科学者たちは個々のゲノム配列において「誤植」を探すことに研究の
重点を置いてきた。一方、PAREはゲノム全体を対象とする。本に例えれば、一冊まるごと
調べるようなものだ。
つまり、1章のなかから誤植を探し出すよりも、1冊の本から入れ替わった章を見つけ出す
ほうが簡単というわけだ。
Velculescu准教授は「DNA再構成を正確に認識することができれば、健常細胞とがん性細胞を
見分ける最良の方法となるだろう」と、PAREの意義を説明した。

この研究論文を共著した同大腫瘍学部のルイズ・ディアス(Luis Diaz)教授は、PAREは
腫瘍に冒されたDNAに過敏なほど反応するため、CTスキャンでは検知できない隠れた腫瘍や
臨床的に特定できないがん性細胞の発見に非常に有効となると強調した。
また、がん性細胞を手術で完全に除去した患者についても、術後の不必要な化学療法や
放射線治療を回避できる。

研究チームは今後2年以内に、PAREを用いたがん検知手法を医療機関で実施できるよう目指し
たいと語っている。

AFP通信(19日20:32)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2698193/5359362
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