もう4時か、

【脳科学】脳の言語処理、音楽で改善 音楽の脳活性効果に新たな証拠(29)

1 星降るφ ★ 2010/02/22(月) 21:08:37 ID:???
脳の言語処理、音楽で改善

Victoria Jaggard in San Diego
for National Geographic News
February 22, 2010

 パーティの喧噪の中で会話が聞き取りづらいなどでお困りの場合、ピアノの練習が
お勧めだ。最新の研究によると、カラオケ好きからプロのチェロ奏者まで、音楽愛好家は
騒音の中でも必要な音をうまく聞き分けられるという。音楽の脳活性効果に新たな証拠が
加わった。

 アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴにある神経科学研究所(NSI)の上級研究員
アニルダ・パテル氏は2月20日の記者会見で、「この10年で音楽と脳に関する研究が
急激に進歩した」とコメントしている。

 最新の脳機能イメージング研究では、音楽が脳のさまざまな領域を活性化するという
成果が得られている。その中には音楽と言語情報の処理領域がオーバーラップする部位も
含まれている。

「脳に対する音楽の影響を調べる上で、言語を考察するのは当然の話だ。音楽と同様、
言語には不変性があり、習得的側面が強いほか、複雑な意味を伝える手段でもある」と
パテル氏は言う。

 イリノイ州にあるノースウェスタン大学の聴覚神経科学研究所(Auditory
Neuroscience Laboratory)で所長を務める研究チームのリーダー、ニーナ・
クラウス氏は次のように解説する。「音楽を良く聴いてきた人は、例え専門教育でなかった
としても、音楽や会話の特定の音に関連する脳波パターンの生成能力が発達している」。

 同氏の以前の研究では、脳は聞かせた音と同じ波形の脳波を示すことが証明された。
実際、その脳波を“再生”してみると、ほぼ同じ音が発せられるという。

 しかし音楽をあまり聴いてこなかった人の場合、そのような脳波パターンの生成能力は
周囲の騒音が上がるにつれて低下することが実験で明らかになっている。一方、音楽
愛好家の脳は、周囲の騒音レベルが上がっても、特定の音パターンをうまく選択して認識
できるよう無意識に訓練されている。

 クラウス氏はナショナル ジオグラフィックニュースに次のように解説してくれた。
「この話はマニュアル車の運転習得を考えるとわかりやすい。習い始めはシフトレバーや
クラッチなどのさまざまな装置を頭で考えて操作するが、一度こつをつかめば体が勝手に
動くようになる」。

 その一方で、失読症などの発達障害を抱えた人は、喧噪の中で音を聞き分けるのが
難しい。ざわついた教室で先生の話を懸命に聞こうとしている生徒にとっては深刻な
問題だ。クラウス氏は2月20日に開催されたアメリカ科学振興協会(AAAS)の2010
年度年次会合で、「失読症などの言語障害に悩む子どもたちの治療に、音楽は重要な役割を
果たすかもしれない」と発表している。

>>2以降に続く)

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100218001&expand
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