もう3時か、

【生物】マングース北上危惧 鹿児島市で70匹捕獲 本土の環境に適応し「進化」した形跡確認 侵入経緯いまだ不明(8)

1 おっおにぎりがほしいんだなφ ★ 2010/02/23(火) 19:57:23 ID:???
生態系に悪影響を及ぼす「特定外来生物」のマングースが、
本土で初めて鹿児島市喜入地区に繁殖しているのが判明し、22日で8カ月が過ぎた。
繁殖力が旺盛なのに同地区以外では捕獲されず、本土侵入の経緯も不明。
一方で本土の環境に適応し、「進化」した形跡が確認された。
専門家は「今のうちに根絶しないと、生息域が九州全域に広がってしまう」と警告する。

■寒さが阻む?
「現段階で喜入は北限なのかも」。今月上旬、鹿児島県が開いた行政担当者と
専門家の検討会で、環境省那覇自然環境事務所野生生物課の阿部慎太郎課長補佐は
指摘した。
原産は南アジア。猛毒を持ったハブの「天敵」とされ、ハブの駆除を目的に
1910年に沖縄本島、70年代末に奄美大島に持ち込まれた。県は昨年6月、
喜入地区での生息を確認。その後、79年に捕獲したはく製があることも分かり、
少なくとも30年前から本土で繁殖していたとみている。

鹿児島県は昨年7月に捕獲を開始。これまで約70匹がわなにかかった。
捕らえたのはすべて同地区の中名(なかみょう)を中心とした南北12キロのエリア。
また、目撃証言もほとんどが同地区だ。

沖縄と奄美では、生息域が年に1キロ四方ずつ広がったとみられている。
阿部補佐は「本土は寒さが拡大を阻んでいる可能性がある」と分析した。

■施設でショー
そもそもどうやって本土に上陸したのか。喜入地区には世界最大級の
石油備蓄基地があり、一時はタンカーに紛れ込んだ説も挙げられた。
しかし、鹿児島国際大の舩越公威教授(哺乳(ほにゅう)類学)は「警戒心が強いのに、
自ら船に乗るとは思えない。人が持ち込んだと考える方が自然」とみる。

同地区に隣接する指宿市の池田湖畔には、69年ごろから99年まで、
ハブとの決闘ショーを見せる観光施設があった。「『数回逃げた』と75年ごろ、
ショーを運営する男性に聞いた」。近くのドライブインの支配人(57)は証言する。
ところが男性はすでに死亡、事実確認は困難だ。

県自然保護課も「侵入の経緯に関する複数のうわさを調査したが、どれも古い話で
真偽は分からなかった」としている。

■「壁」の突破も
検討会では舩越教授が、本土の個体は沖縄に比べ、寒さに耐えるよう体重が大きく、
体長は小さく「進化」しているとの研究結果を報告した。
食欲旺盛で天敵は皆無。喜入地区でまだ目立った被害はないが、沖縄と奄美では
作物を食い荒らし、固有種のヤンバルクイナやアマミノクロウサギを絶滅の危機に
追いやった。沖縄で1万匹、奄美で3万1千匹が捕獲されたが、根絶のめどは
立っていない。

「地球温暖化も重なり、やがては『北限の壁』を突破する」。舩越教授は危機感を
訴えている。


ソース:西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/154139
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