もう19時か、

【ウイスキー】 廃棄寸前の原酒が…「イチローズモルト」海外で人気 埼玉県秩父市にある社員7人の小さな会社(17)

1 ポーク‥‥φ ★ sage 2009/09/30(水) 09:43:18 ID:???

★廃棄寸前の原酒が…「イチローズモルト」海外で人気

 埼玉県秩父市にある社員7人の小さな会社「ベンチャーウイスキー」が
販売するウイスキー「イチローズモルト」が、海外で高く評価されている。
経営難で廃棄寸前だった原酒400たるの販売にかけた肥土伊知郎社長(44)の情熱が実り、今では欧州を中心に各国へ輸出。
「手抜きをせず、こだわりを持ってウイスキーを造り続けたい」と意欲的だ。

 ▽営業譲渡
 秩父鉄道秩父駅から車で約15分。
木々に囲まれた山あいの道を進むと、工業団地の一角に白壁に囲まれた同社の秩父蒸留所がある。
 肥土家は、江戸時代から代々続く日本酒などの造り酒屋。
肥土さんも1995年、勤務先の大手飲料メーカーを辞めて家業を手伝い始めたが、
経営難で2000年に民事再生法を申請。同県羽生市の会社は人手に渡ることになった。
 倉庫には、父親が80年代からほそぼそと造り続けた400たるのシングルモルト。
経営を引き継いだ関西の会社は廃棄を決めていた。

 ▽最高得点
 「飲みやすくはないがおもしろい味わい。何とか世に出すことはできないか」。
肥土さんは、たるの預かり先を探して奔走。04年秋に福島県郡山市の「笹の川酒造」が引き取ることが決まった。
 肥土さんは、廃棄を免れたウイスキーをシェリー酒やブランデーの空きだる、国産ミズナラ材の新だるなどに移して熟成させた。
たる材の香りやシェリー酒の成分がウイスキーに移り、たるごとに異なる風味になる。

 「たるがウイスキーの6、7割を決める。たるを変えることで個性が強まり複雑な味わいになる」と肥土さん。
 05年10月、一たるごとにトランプをあしらった「カードシリーズ」の販売を開始。
その中の1本「イチローズモルト キングオブダイヤモンド(ダイヤのK)」が、
英国の専門誌「ウイスキーマガジン」の評価で最高得点を獲得した。

 ▽こだわり
 「イチローズモルト」の名は広まり、国内だけでなく欧州を中心に世界各国に輸出。
同誌主催コンテストの日本製部門で、ベンチャー社のウイスキーは07年から3年連続で最高評価を得た。
 父から受け継いだ400たるはいずれなくなるため、肥土さんは秩父蒸留所で新たなウイスキー造りに取り組み始めた。
銅製ポットスチル(蒸留がま)などの設備や原料の大麦、熟成だる…。海外に足を運び、自分の目で選んだ。
 「本当にいいものを造るためには手抜きをせず、一つ一つに興味を持ってこだわってやる以外に近道はない」。
肥土さんは蒸留所で試行錯誤を続けている。

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